最後の砦

「どうしたら、人って良くなるのかなぁ…。」

そんなことをずっと考えています。

心葉の名前の由来について、以前ブログで書いたことがあります。

『木が伸びて力強いしっかりとした幹になり、様々な方向に枝を伸ばして鮮やかな色の葉っぱが茂っていく。そのために、水をあげたり、土壌を変えたり、日当たりを良くしたり。そうして伴走して手助けをすることで、木は自分自身の持っている力を発揮して、自分の力で伸びていく。そういうイメージを抱いて、心葉という名前にしました』みたいな。

うん、これはそうだな、と思っているのですが、いざ木が立派になってきたとして、その木の周りを見渡した時に、ふと気づくことがあります。

「あれ?草ボーボーで生え放題じゃね」とか
「砂利とか石とかゴロゴロしてて、庭の景観イマイチかも」とか
「そもそも庭にその木一本しか生えてなくて、寂しくないか」とか。

そう、そういう所でつまずいている場合もある。
というか、俯瞰してみると、こちらの事態の方がその本人にとっては影響が大きかったりする。
せっかく豊かに自分の力で育ち直し始めたのに、この中にいたらまた力が発揮できなくなってしまう。

『木を見て森を見ず』ならぬ、『木を見て庭を見ず』ってことになっていないか‥。
ただ木だけを見ることから、庭全体を見ることで、大切なものが見える。

大事なことは何だろうか‥。

木が育ちにくい状態にあったら、それを改善すればよい。

でも、良くなったとして、その状態が続いていくためには、その後どうしていくか、困った時にどうやって解決するのか、そこまで分からないと、また路頭に迷ってしまうのではないか。

カウンセリングは、人生のある時点で一緒にカウンセラーと歩む時間。

一生続くわけではありません。

でも、その繋がりは、一度しっかりと繋がったら、カウンセリングを卒業しても、一生続いていく財産となりえます。

これをもっと形にしていかなくては。
その人が行き止まりの壁に当たって、繋がりを諦めていたとしても、心葉と出会った経験によって、ソッと支えられる(たとえその人が気づいていないとしても)。


ああ、そうか。

人生に必要なことは、繋がりを創ったり、整えたりして、その潤いを保ち続け、心にそういう空間や場(心の庭)を創ることなんだ。

これはずばり、心の庭師の仕事!!(まんまだ・笑)

じゃあ、それはどうやって、創っていくか。

例えば、虫歯になって歯が痛くなったら歯医者に行きますよね。歯医者さんは、診察をして、治療をして、痛みを取ってくれます。この行為は歯医者さんにしか出来ません。

歯が痛くなったら、歯医者に。

それはそうなんですが、そもそも歯が痛くならないようにするのも大切かな、と。

歯のブラッシングの仕方を教えてくれたり、歯ブラシや歯磨き粉などの良い道具を教えてくれたり、歯科医療の適切な知識を教えてくれたり。
歯医者さんによっては、歯や口の中のことだけでなく、身体の使い方や生活習慣を含めて、トータル的に治療と生活の中で出来るアドバイスをしてくれるところもあります。

そうすることで、虫歯になるのを防いでいく。

自分でメンテナンスする方法を教えてくれる。

これは、そうだね、って思う方多いかもしれません。

が、心のことって、歯磨きを毎日するように、いたわったり、気遣ったりしているでしょうか?メンテナンスできているでしょうか?

『今日もダメだった』『自分は情けない』『何でこんな境遇なんだろう』。
そんなことをつい考えてしまって、心のメンテナンスどころじゃない。
実際、潤いを創るのはなかなか難しい。

学校の先生も、心のメンテナンスの仕方なんて教えてくれなかった。親も教えてくれなかった。会社の上司も一方的な根性論を言うだけ。

そもそもメンテナンスなんて出来るの?と思う方もいるかも知れないですね。

でも出来るんです。心のメンテナンスは!

最初は、何をすればいいのか分からないのは当たり前。

そしてやり方を知っていけば、心の庭に潤いを創っていくことが出来ます。

そこで! 新しいプロジェクト①。

カウンセリングには興味があるけど、腰が重い。行きたいけれど、予算的に難しい‥。仕事があって、時間が取れない。

色々と理由や事情があると思います。

そうこうしているうちに、木が生気を失っていくだけじゃなく、庭全体が荒れていく。

ここは防ぎたい。

じゃあ、そこをクリアする。

カウンセリングに行かなくても良い!

料金が安い(予算を組みやすい)!

自分のペースで出来る!

これなら、セルフメンテナンス出来そう。

というか、これしかない!(と本気で思います)

具体的には、週1回届くメルマガのようなものでも良いし、動画配信でも良いし、取り合えず作ってみて、始めてみようかなと思います。

思っているだけでは実現しないしね。

最初は、週1回の配信で計4回くらいかな。コンテンツが増えてきたら、もう少し増やしていきたいけど、まずは自分も負担なく進めたいので。

値段も、トータルでカウンセリングを3回分受けたくらいの内容をお届けして、数千円くらいだと手が届きやすいでしょうか。

今年度中に形に何とか出来れば、と思います!

そして! 新しいプロジェクト②

まだあるんかい(笑)。

プロジェクトの名前は、『ちゃんと治せる(直せる)カウンセラーになるための講座』

名前、長い(苦笑)。

要するに、ちゃんと潤いの創れる心の庭師を増やそうプロジェクトです。
潤いが、より多くの方々のところに創られるように、届くように。

カウンセラー資格は世の中に色々とあります。

代表的なところでは、臨床心理士、公認心理師、臨床発達心理士、産業カウンセラー、などなど。

でもこれって、資格を取ったとして、カウンセラーとして働いていく手始めの道具を手に入れたといった段階で、それをどう使いこなしていくのか、は結局のところ、その後、現場で経験を積んで学ぶしかない。

運が良ければ、身近にスーパーヴァイザー(要はアドバイスしてくれる先生)がいて、定期的に通うことが出来るかもしれません。

でも多くの場合、〇〇療法だったり、〇〇派だったり、特定の考え方の上に寄って立っています。

それが合えばいいですけど、先生との相性が悪かったり、伸びしろに限界を感じて本当はもうそこから抜けたいと思っていたり、ダメ出しばかりされるおっかないスーパーヴァイズはもうこりごりと感じていたり(いや、実際多いみたいですよ・・)。

で、結局、本を読んでぶつ切りに学んだり、学会や協会の1日研修に参加して取り合えず表面的な知識を得たり。

そうやって段々と年数が経ち、目の前の仕事は出来るけど、本当の意味で臨床に自信が持てないまま、いつの間にか中堅どころになり、気づけばベテランと呼ばれる立場に・・・。

・・怖い。実に怖い。

あり得る話で怖い。

だから、ここを突破するための手段を提供したいと思っています。

そうしないと、地域(特に静岡!)のリソースとなるはずの専門家の力が伸びていかないから。

自分の経験を少し書きますね。

『本当に治す(直す)』ために必要なことは何だろう、と考えて本気で心理療法の勉強を始めたのは、遡ること2009年のこと。

それまでは、日々の仕事を真面目にこなすだけの日々でした(もちろん目の前の仕事に必要な勉強はしてましたが)。

手始めとして、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)のトレーニングを受けました。

当時は(今も?)、最先端のトラウマケアの心理療法でした。

学んで使ってみると、その効果に度肝を抜かれました。何年も抱えていたトラウマ記憶が、1回のセッションで解消する、なんていう経験もしました。

このことに触発されて、毎年毎年、全国各地に出かけるようになり、お金を使って、役に立つと思われる心理療法などを学んできました(細かなトレーニング歴は、自己紹介のページをご参照ください)。

今は2022年ですので、かれこれ13年間!干支がいつの間にか一周してしまいました。時間とお金、どれだけ使ったんだろう・・。

そして、学んでくる中で『とても必要だ!』と感じたこともあれば、『これって、要らなくね…』と思ったこと、両方がありました。

今は独立してオフィスを開業しているわけですが、これまでに積んできた研鑽の結果、一番必要な、大事な、いいところだけを抽出して、臨床に反映させています。

で、同じような道のりを皆が歩めるのか。

これは無理でしょう・・。

少なくとも今から13年の年月をかけれますか?お金出し続けられますか?(年間50万~100円くらい)

子育て中の場合など、沢山の研修に行くための家族の理解は得られますか?ハードル高い、気持ちも折れる・・。

自分は、ここまで大変だということを知らなかったので、時間とお金を絞り出しながら無我夢中で頑張ってきたら、ここまでたどり着いたといった感じです。

最初からこの道のりを知っていたら、どうしてたでしょうか・・。

さて、じゃあですよ、短い期間で、お金もそれほどかけず、休みの日に家族に気を使って研修に参加しなくてもよくて。

そういう養成講座のようなものがあったら、どうでしょうか。

言ってみれば、長年かけて試行錯誤で作り上げた秘伝のラーメンのスープの作り方、これを教えてもらえるとすると・・。

自分だったら、その講座に申し込みたい。

というか、現状を打破するには、これしかない!と思うかもです。

前振りが長くなりましたが、こんな思いがあって、『カウンセラー養成講座』を始めることにしました。

でも、自分の性格上、多数の人に一度に講義・レクチャーをして、という講座にはしたくなく(というか苦手・苦笑)、きちんと手応えを感じてもらいながら、力を身に付けていってもらいたいと思っていて。

とすると、マンツーマンでのカウンセラー養成となります。

スーパーヴァイズと違うの?と思われる方もいるかもですが、もちろんそういう要素も入ると思いますが、『治せる(直せる)カウンセラーに必要な要素』を学んでもらうという意味合いが強くなります。

ただ、この講座は、人数限定とさせていただきます。

通常のカウンセリング業務と並行して行うものですので、そちらをおろそかには出来ないからです。

ですので、受けたいと希望されたとして、そのタイミングで必ずお受けできるわけではありませんので、この点、どうかご了承ください。

それから、既に自分と面識のある方は、ご遠慮ください。

これは、私情が入るのを避けたいからです。

とは言え、どのくらいの知り合い感なのかは、ケースバイケースなので、遠慮なくご相談くださいね(仮に、このプロジェクトとしてはお受けできないとしても、スーパーヴァイズ等別の形でお受けすることは出来ますので)。

そして!新しいプロジェクト③

まだあるんかーい!(笑)

こちらは女性カウンセラーによる、『女性のためのトータルケア』。

当オフィスの女性カウンセラーが、カウンセリング(心理療法)に加え、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)を日本人に合った形へ昇華させた手技療法、ヨガ、栄養学、アロマテラピーなどを用い、からだからこころへ統合的にアプローチするプロジェクトです。

まだスタートアップの段階ですので、若干名をモニターということで募集いたします。

モニターですので、料金は半額とさせていただきますが、その都度感想などいただきたいと思います。

詳細は、近いうちにHP内の『心葉のたね』の中に『女性のためのトータルケア』のページをアップいたします。

と、こんな感じで考えています。

いずれも2022年4月からの開始を考えています。

正式なお申し込みの方法などは、またお知らせいたしますので、しばしお待ちくださいね。

カウンセラーとして、木を助けようと思ってきたこれまでも、日々鍛錬を続けてきました。

でも、これからは、庭のことも見ていこうと思っています。

もしかすると、カウンセラーの領分をちょっとずつ超えていくことになるかも知れません。

それでも、木が成長して庭も整備されて、心が潤って…。

そういう心の庭が広がっていくと良いな、と思います。

心葉にとっても新しい挑戦ですし、カウンセラーがカウンセリングだけで何とかしようと思ってきた業界に、風穴を開けるつもりで頑張ります!

『最後の砦』として心葉を選んでくださった方々にとって、本当に『最後の砦』となれるよう、これからも研鑽を積んでいきます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

“最後の砦” への16件の返信

  1. 今回のブログ…
    非常に残念な感想を持ちました。
    勿論の事、私…私達は苦しみ悩み先生のところへ辿り着きました。
    しかし、結局のところ私達の悩み相談は先生の臨床を充実させるコンテンツに過ぎなかったんだと思い知らされました。

    “守秘義務”という銘文の下に明かした心の内は、なんだ…養分でしかなかったんだ。
    そんな気持ちです。

    私の人生など結局やっぱり、他人につけいられるものでしかなく

    それは、いじめやパワハラやカウンセリングというこちらに見えない方法で形を変えて同じ結末を辿るんだ…。

    客単価が良いとカウンセラーになる連中と結局は同じ。

    もうお話することはないでしょう。

    1. >やましたさん

      コメントありがとうございます。
      まず、そのように思わせてしまって、大変申し訳なく感じています・・。

      そして、ストレートにコメントをしていただいて、感謝しています。
      コメントするのにもエネルギーを使ったことと思いますし、苦しい心の内があることとお察しいたします。

      自分の伝え方もそうですが、企画の練り方も不十分なんだな、と気づかされました。
      自分の未熟さを感じています・・。

      ちょっと返信が長くなりそうなので、この次のコメントにまとめて書いてみますね。

  2. 先ほどの続きです。

    カウンセリングに通うには費用も心身の労力もかかります。
    カウンセリングに来たくても来れない人が、おそらく沢山いらっしゃって、その方達に何らかの形でケアを提供できないか、というのが、元々の思いとしてありました。

    それから、これはブログには書かなかったことですが、カウンセリング以外にもケアや癒しに繋がることはたくさんあります。身体、健康、東洋医学、栄養、住む環境、適切な情報、などなど・・。

    カウンセラーがこれら全てを網羅するのは限界があります。ですので、その道の専門家の方々と心葉が連携をして、そういうネットワークを創れば、より早く、より良いものが、ネットワークとして提供できるのかな、こんなことを開業する時に考えていました。

    そして、色んな専門家とコンタクトを継続的に取ってきました。

    そうすると、そういう発想には皆さんとても共感してくれます。
    でも、結果分かってきたのは、想いをお互いに持っていたとしても、目の前の困っている方々を支えることで手一杯で、足並みをそろえて繋がっていくのは、実際には難しい現状があるということ。

    これは、年々自分も感じるようになってきていて。
    最初は、そういうネットワークを創ろう、と強く思っていたけれど、仕事が忙しくなって、忙殺されてくると、そういうことを考える余裕がなくなってくる。
    そうして、そういう思いが消えていってしまう・・。

    これは、いけない。何とかしなくては・・。

    だから、ホントはその道の専門分野の方にお任せしたかったけど、誰か出てくるのを待っていたらどんどん時間は過ぎてしまうので、今自分の出来る範囲で、ケアに関することを、心理のことに限らず、情報提供していこうと思いました。

    これがプロジェクト①の発想の元です。

    でも、ご指摘いただいて、色々と辛いことを経験されてこられた方々が必要としていることを、もっと良い形で何か提供できると良いな、と思いました。

    決して、お一人の意見でスタンスを変えているわけではなく、『ハインリッヒの法則』というものがあって。

    以下、wikipediaよりコピペです。
    同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害のうち,300件は無傷で,29件は軽い傷害を伴い,1件は報告を要する重い傷害を伴っていることが判明した。このことは5000件以上について調べた研究により追認されている。
    「ハインリッヒの法則」『ウィキペディアフリー百科事典日本語版』
    (https://ja.wikipedia.org/)
    最終更新日時:2021年6月15日(火)0:48(日本時間)
    アクセス日時:2022年2月14日(月)15:25(日本時間)

    つまり、コメントをしてくださる可能性のある方々は潜在的には沢山いるけれども、実際にコメントしてくださるのは一握り、ということです。

    勇気を出してコメントをくださった方の背景に、おそらく沢山の方がおられる。

    心葉は、小さな事業所です。出来ることは、ごく限られています。
    大切なことを、ちゃんと捉えて、世の中に還元していく。

    そのために最善を尽くしたいな、と思います。
    ということで、プロジェクト①については、当面の間、延期(中止?)とさせていただきます。

    いつの日か、違う形になるかも知れませんが、もう少し練って形にしていくつもりです。

    それまでの間は、情報をこのブログで無料で発信していけばいいのかな、とも思います(動画はちょっと無理ですけど・・)。

    一旦ここで区切って、もう少しコメントしますね。

  3. そしてプロジェクト②については、カウンセラー業界の体質を変えていかないといけないという根幹の問題への挑戦という意味合いもあります。

    これは他のブログの記事でも書いていますが、心葉に来ていただくまでに、様々なカウンセリングを渡り歩いてこられることが、しばしばあります。時には、深く傷ついてこられることもあります。

    ここを防ぐには、私の力では出来ません。
    それぞれのカウンセラーが、力をつけてもらうしかない。
    でも、その力はどこで学ぶの??

    ここに対する答えが、プロジェクト②となれればと考えています。

    国や県が税金を使って、支援者養成をしてきたなら、プロジェクト②は存在する必要はありません。例えば、国家資格になった公認心理師の教育プログラムに、そのようなものがあれば良いと思いますが、今のところはありません。そして、それが出来るのを待っていたら、いつになるのか・・。

    もしこのプロジェクトが成立しないとなると、商品開発のために投資してはいけない、科学は発展してはいけない、コーチが生徒に技術を教えるのはダメ、専門家養成にお金がかかるのはダメ、ということになってしまいます。ボランティアでやったら、私が潰れてしまいます。この点はどうか皆様にご理解いただければ幸いです。

    プロジェクト③については、これから始まるものですので、(心葉の女性カウンセラーが)しっかり準備していきますね。

    ちょっと返信が長くなってしまって、申し訳ありません。
    いつもいつも正しいことが出来るわけではありませんし、至らぬ点も多々あると思います。
    自分で出来る範囲にはなってしまいますが、最善のものを今後も提供していきます。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    >やましたさん
    コメントが長くなってしまい、大変申し訳ありません。
    そして、労力も使わせてしまいますので、返信も不要です。
    またご縁がありましたら、幸いです。
    (例えご縁がなくとも、良い方向に行くことを願っています)

    >読んでくださった皆様
    このやり取りに、コメントしたくなった方もいらっしゃるかも知れませんが、それは私の本意ではありませんので、どうかご了承ください。ブログ本編へのコメントがありましたら、是非お願いいたします。

  4. ブログ、いつも楽しみに見させてもらっています。

    プロジェクト①は延期(中止?)なんですねー!

    不安で、でもカウンセリングになかなか行けない時(自分にエネルギーが足りなかったり、予約がまだまだ先の時)、心葉さんのコンテンツが手元にあって見れたら、ちょっと落ち着くんじゃないかと思ってすぐ申し込もうと思ってたのですが…( ;∀;)復活を心待ちにしています。

    また次のブログも楽しみにしています。

    1. >おまつりきんぎょさん

      コメントありがとうございます!

      そうですね、他の方からもご要望をお聞きするのですが、今のところプロジェクト①は延期ということにしています。

      こういうコンテンツをしっかり作りこむには、かなり時間と労力がかかってしまうため、どなたにでも満足いただけるものを提供するには、もうちょっと企画そのものを練らせていただきたいと思っています。

      でも、お気持ちはとても嬉しいです。
      感謝いたします!

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  5. こちらのブログ記事「辛くないカウンセリング③」でコメントさせていただいたSと申します。
    久しぶりにブログを拝見したところ、新ニュースがたくさん。
    オフィスに新メンバーが加わり、活動の幅が広がるのですね。

    「辛くないカウンセリング③」は私のお守りで、
    辛いカウンセリングを思い出して心がズキズキ痛むときには、
    何度も読み返している愛読書です。

    WEBで色々とキーワードで検索していて、
    偶然、辿りついた記事なので、
    よっぽど、同じことを検索している人が、
    他にもたくさん居るのだと思います。

    新しいプロジェクトで、愛読書になるような記事が増えて、
    心の絆創膏を手に入れられる人が増えるようになるのが、楽しみです。
    絆創膏は簡易ですが、貼るとほっとしますから。
    敷居が高い正式なカウンセリングの手前で、誰かを癒すことがきっとあると思います。

    庭の環境汚染(モラハラ)が原因なのに、
    木(自分)が悪いんだと思い込んでしまうように、
    庭と木の線引きなどが、もっと分かるようになればいいなあと思っています。

    新プロジェクト満載で、オフィスが伸び盛りなこと、おめでとうございます。

    きっと、ちょっと不安なのは、馴染みの先生が、偉い先生になってしまって、変わってしまわれたりとか。
    ぞんざいに新人さんに引き継がれて、寂しい思いをしたりとか。
    それこそ、意識の高い歯科医院で、トータルケアで素晴らしいところも勿論たくさんありますが、
    一方で、よく分からないサプリメントや歯磨きグッズを押し付けてくるところもあったり…とか。
    拡大と合理化と、小規模の信頼や慕わしさのあいだで、摩擦が起きるのかなあとも、思います。

    業界に対して、変わろうと、発信なさっている先生の勇気と志を、応援しています。

    新しく心葉オフィスの枝が伸びた分だけ、傷ついた羽を休められる人々が増えて、
    生きる力を増やしていけること、心より祈念しています。

    1. >Sさん

      コメントありがとうございます。

      とても暖かく書いてくださって、私の心が癒されました。
      感謝、感謝です。

      カウンセリングのみを提供していくのであれば、これまで通りの自己研鑽だけで良いのかも知れません。でも私は、やはり沢山の方々が、より早く、より良くなるためには何が出来るだろうか、と、そういうことにどうしても気持ちが行ってしまいます。
      (自己研鑽を修行のようにやっているのも(笑)、根底にはこの気持ちが流れているからだと思います)

      やれることが増えてきたのは事実ですが、それでいい気にならないよう、戒めながら、それでも自分の心に響くことを大切にしながら、心葉を成長させていきたいと思います。

      業界に対して、どうやって風穴を開けようか。
      それも、誰かが不利益を被らないようなやり方で。
      しっかり考えていきますね。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  6. いつもお世話になっております。
    プロジェクト①の延期(中止?)残念です。カウンセリングはいつか卒業しなくてはいけないとわかっていても、卒業したあと大丈夫かなと不安になったり、予約まで日数がある時に、心葉さんのコンテンツがあって見て落ち着けるなら、私も申し込みたいと思いました。再開を心待ちにしています。
    今後とも宜しくお願い致します。

    1. >紅蓮さん

      いつもお世話になっております。
      コメントありがとうございます!

      お気持ち、とてもよく分かります。
      沢山の方がそういうニーズをお持ちで、どうしたらよいのかな、と考えてきました。

      人によって、必要なことが違ったりしますので、画一的なものを用意しても役に立つんだろうか、とか。

      料理のレシピのようなものを準備したとして、続けてくれるんだろうか、とか。

      そういうことを気にせずに、商品として作って売り出し、後はお好きにどうぞ的にすることは簡単です。

      でも、そういうことがしたいんじゃない。

      ちゃんとその方に向けて、誠意を込めたものをお渡ししたい。

      今、代案の一つとして、カウンセリングを受けていただいている方には、少しでも持ち帰れるような情報提供をする、という側面を増やすのはどうだろうか、ということを考えています。

      というか、自分の場合、考え出した時点で既に始めてるんですけど(笑)。

      コンテンツ①というような形でやるかどうかは、また考えていきますね。

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

  7. 私のコメントの言葉足らずで意図しない方向性を持ってしまったので『最後の砦』について再度コメントします。

    私が残念に思ったのは、プロジェクト②の方です。
    むしろプロジェクト①は、必要とする人が多いのも事実で進めて頂きたいと思っています。
    「コンテンツ」という言葉を使ってしまった事で、ボタンの掛け違いが起きました。
    申し訳ございません
    プロジェクト①が充実してくると、プロジェクト②に移行すると思いますが、ここで問題があると感じます。

    プロジェクト②については、先生のところへ行った際にお話しをしたかと思いますが、公認心理士でもなんでも、資格取得や勉強しただけで
    「他人を癒せる」
    と相談者を結果的に傷つける自称セラピスト・カウンセラーやそういう集団が何と多いことか…。

    彼らに共通して言えることは、『師匠』や『先生』がバックに着いている事を仄めかしてカウンセリングにあたる事です。
    「私は、年間数百人のメンタル不全者を救った〇〇先生のところで勉強しています。」
    だとか、最悪の場合はその恩師の本を取り出して目次で対応されたりと、相談者をコンテンツとしか見ていない…これが静岡のカウンセリングと銘打った現場で平然と行われている事なんです。

    それで前回のコメントの際に、先生がどういう人選をするかは分かりませんが、そういうカウンセラーを大量生産してしまうんじゃないかと危惧した…いや、私が過去にカウンセラーで傷ついた事と同じ事が始まると想起して抑うつ状態になってしまいました。

    何故かというと、先生との対話の中でそういうビジネスのヒントを与えていたのではないか?
    という反省もありです。

    ここで『ハインリッヒの法則』を持ち出すまでもなく…
    「カウンセラーなんて、話聞くだけでしょ?」
    「カウンセラーは、恩師の本を売る営業なの?」
    とカウンセラー全般に不信感を抱いたまま誰にも相談できず、何か思いつめて重くなった心を抱えながら徒労した人生を歩んでいる人が私の後ろに控えていると思います。

    先生という敬称や、肩書を外して
    稲吉大という人間は、人の心を癒すために年間50万円~100万円(100円の表記になっていますが、万円だと解釈)を13年間払いながら探求できる男なんです。
    稲吉先生秘伝のラーメンのスープのレシピをパクッてカップラーメンを作り出す様な人を養成しないで欲しいというのが、私の勝手な願いなのです。

    1. >やましたさん

      もうコメントしていただけないと思っていましたので、私の方が勝手に捉え違いをしたことで逆にコメントいただけて、ありがたい限りです。

      そして、お気持ちを書いてくださって、涙腺が緩みました。

      やましたさんが体験されてきたことから感じたこと、私がカウンセラーという仕事に期待していること、ここのゴールは同じだと思いますし、私がしていかなければいけないことは何だろうか、と考えさせられます。

      いくつか回答しないといけないところがありますので、ちょっと分けて書いてみますね。

  8. 先ほどの続きです。

    >それで前回のコメントの際に、先生がどういう人選をするかは分かりませんが、そういうカウンセラーを大量生産してしまうんじゃないかと危惧した…いや、私が過去にカウンセラーで傷ついた事と同じ事が始まると想起して抑うつ状態になってしまいました。
    ⇒これはとても大切なところで、人選は、かなり慎重にします。若干名の募集と書いていますが、本当に若干名と思っています。この人なら大丈夫という人に、丁寧に学んでもらいます。
     世の中には、当たり前ですが私より資質のある方々は沢山いらっしゃって、それなのに研鑽を積むハードルが高すぎて、埋もれていってしまう人が多くいます。
     そして一方では、私がこのような講座をしてもしなくても、今こうしている間にも、○○スクールとかで○○カウンセラーとなった人が、良かれと思って、善意でカウンセリングをして、人を傷つけていく(もちろん、そうでないことも多々あると思いますが)。
     私のキャパシティー内で対応するプロジェクトですので、残念ながら沢山のカウンセラーは生み出せません。少しずつ、ということになるでしょうか。
     微力ではありますが、すぐにでも始めなければ、やましたさんが危惧されている状況は、改善されないと思います。その状況を、私は見過ごせません。やましたさんが、過去に傷つかれた事、これがもう繰り返されないよう、私は動きたいのです。

    >何故かというと、先生との対話の中でそういうビジネスのヒントを与えていたのではないか?
    という反省もありです。
    ⇒ビジネスのヒントというのが、何を指されているかによるのですが、特定の誰かからビジネスのヒントを得ているということはなく、臨床場面だけでなく、研修や本で勉強したこと、他のカウンセラーとの関り、日々の子育てや家事、映画とか漫画とか、運動をして休んでいる時に降ってきたこと、等々、全てからヒントを得ているように思います。正確に言うならば、私が体験したこと全てからビジネスのヒントを得ているのかな、という感じです。
     クライエントさんとの関りからヒントを得ていないか、と言われれば嘘になると思いますが、年間100~200人程度、仕事上で新規の相談者様とお会いしていますので、ビジネスに繋がることに、誰からどれだけのヒントを得ているのか、正直分かりません・・。
     やましたさんと同様(決して軽く同様と言っているわけではありませんので)、傷ついて来られる方は本当にたくさんいらっしゃって。
     多分ですが、仮にやましたさんにお会いするご縁がなかったとしても、どこかの時点で良いカウンセラーを育てる必要性は認識していたように感じますし、いずれにせよ、このような講座は始めたことと思います。極端な話、今私が病気とか事故で死んでしまうようなことがあったら、この臨床を一体誰が引き継いでくれるんだろうか…。そう考えると、一日でも早く、臨床を共有できる方々が育ってほしい。これは私の願いです。

    ここで一度送信しますね。

  9. 更に続きです。

    >稲吉先生秘伝のラーメンのスープのレシピをパクッてカップラーメンを作り出す様な人を養成しないで欲しいというのが、私の勝手な願いなのです。
    ⇒これは、私も全く同じ気持ちです。このためには、カップラーメン作ることよりも、丁寧に一人ひとりのために一杯を創ることが大切なんだということ、ここを学んでもらうことが大切です。
     私がプロジェクト②で最も重要に考えているのが、カウンセラーとしての人格・生き方を磨くということです。カウンセラーも人です。どんなに一生懸命向き合っても、残念ながら失敗することがあります。それでも、そこからより良い方向へ、より本質的に正しいことに向かって舵を取る力、そこを学んでもらいたいと思っています。
     冬山に登りたいとして、資質はあるけど、今はまだ力量が無い若手の臨床家の方が、プロジェクト②で8回かけて勉強したとして、登頂できるか。多分、出来ないでしょう。でも、3合目くらいまでは登れるようになるかも知れません。そうしたら、次は4合目を目指してもらいます。プロジェクト②の2クール目になるかも知れませんし、専門家向けのスーパーヴァイズを受けてもらうかも知れません。
     今自分がどの辺りにいて、何が出来て、何をすると良くないのか。それを知らないでいたら(これまでちゃんと学べる機会がなく、自分の感覚・勘だけを頼りにしていたら)、○○資格取ったからOKと思ったりして、ご本人が気づかない間に、傷つけるカウンセラーが誕生してしまいます。3合目まで登れるようになったとして、カウンセラーとしてどうあれば良いのか。ここがカウンセラーの教育システムに抜けている視点(どこか特定のものを指しているわけではありませんが)で、ここを大切にしていきたいと思っています。

    以上です。お答えになっていると良いのですが…。

  10. カウンセリングでもいつもお世話になっています。
    私自身はカウンセラーや心理の専門家でも何でもありませんが笑、プロジェクト2についてとても共感しました。今まで他のカウンセリングを体験してきた事もありましたが、実際もちろん良くなった部分や”カウンセリング”を受けていることで得られる安心感には随分支えられてきたので無駄だったとは全く思っていませんが、それでも自分が根本的に治したい…という所までは行き着けなかった、そしてその道中で結果傷ついてしまったという経験をしました。信頼していたカウンセラーさんが一気に信用出来なくなってしまうというのは、かなり辛い経験で、できればもう繰り返したくはないなと。。そして費用の面でも沢山のカウンセリングを渡り歩くというのはそれだけお金がかかるということでもあり…。ですので出来れば、1回目に行くと決めたカウンセリングの場でしっかり自分の目標とする場所まで辿り着けたらどんなにいいだろうかとよく思っていたので笑、そのようなカウンセリングを提供してくださる場(心葉さんの様な)が増えたらいいのになーと思っていました。ですのでこの記事を拝見し希望が湧きました。ありがとうございます。

    プロジェクト1についても、実際私の身の回りでもカウンセリングに行きたいが費用の都合がつかないだったり、カウンセリングというものそのものに抵抗があるのはこの時代にはまだまだ多いのかなぁという印象がありました。なので自分で自分の心に潤いを与えられるメソッドを、手の届きやすい費用だったり、チャレンジしやすい環境で知れるというのはとても有難いコンテンツだなと思いました。
    また、Sさんのコメントを拝見して、確かに庭と木の境目 が自分でもよく分かるようになったらより効率よく自分を癒していけるのかなぁと感じました。(Sさんありがとうございます。)

    プロジェクトによって助けられる人が沢山いると思います。新しいチャレンジを始めるということは大変な道程だとは思いますが、お身体に気をつけてゆっくりと頑張ってください。心葉さんのカウンセリングに希望を持っているいちファンとして応援しています。
    そして今後も引き続きカウンセリングの方よろしくお願い致します。

    1. >いのぴさん

      コメントありがとうございます!

      プロジェクト②に共感していただけたとのこと、とても嬉しいです。
      皆さん、様々な意見や思いがあると思いますし、これが正解だ、と考えているわけではないのですが、やるからには良いものにして、世の中が良くなっていくように、自分の力を使っていきたいです。

      繰り返しになってしまいますが、カウンセラーを志す人というのは、良い人が多いんです。でも、受けた教育や指導者の質によっては、偏っていってしまうことがあって。

      また、独り立ちしたとしても、自分の思いだけでやってしまうと、時に偏ってしまうことがある。

      そんな時に、『あっ!』って気づけるかどうか、修正できるかどうか、改善できるかどうか。

      ここの力が身に付いたら、良いカウンセラーが沢山生まれるのではないかな、と思います。

      自分の現時点の力・位置を見直して、真摯に反省し、次につなげていく。

      コツコツとですが、プロジェクト②を進めていきたいです。

      また、プロジェクト①ですが、他にも希望されている方々がいて、どうしようかなー、と考えています。

      折角やるなら、ちゃんとしたものを提供したいので、もうちょっと練ります!

      >プロジェクトによって助けられる人が沢山いると思います。新しいチャレンジを始めるということは大変な道程だとは思いますが、お身体に気をつけてゆっくりと頑張ってください。
      ⇒とても嬉しいです。新しいチャレンジをするということは、何かの形が変わる、ということでもあります。
       数年前、自分が開業すると周囲に伝え始めた頃、『頑張って』『応援しているよ』と言ってくれる人ばかりではありませんでした・・。『大丈夫かな‥』『起業するってどういうことか分かってんのかな‥』のような、ポジティブではなかったけれども案じてくれる場合が多かったかな。自分の線の細さのせいかもとも思いますので、まだこれは良くって。
       辛かったのは、『どうせ失敗するだろ』『お手並み拝見‥』『上手くいかなくて泣きついてくるだろ』と、ネガティブなものを向けられて、でもまだ結果出してないから、受け止めるしかなく・・。しんどかったなあ・・。
       前職は企業のカウンセラーでしたので、ポジションもあって、将来も安定していて、周りからすると、『何でわざわざ起業するの?』と見られた面はあるのだと思います。
       でも、僕はもっと自分の可能性を試したかったし、世の中をもっとより良くするための貢献をしたかった。その気持ちは、今も心で燃え続けています。
       この灯りが消えないように、(そんなにタフな人間でもないので)身体に気を付けて、ゆっくりかも知れませんが、道を創っていきたいと思います。

      引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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