“なおす”方法を磨きつづけること【2017/6/26投稿】

日曜日に、静岡県臨床心理士会の総会があって、その後に開催された分科会のシンポジストの一人として話をしてきました。

内容は、前職の企業で働いていた時のことだったのですが、それはそれで無事終わり、その後フロアから質問があって、「臨床心理士に期待することを一つ挙げていただくとすると?」と聞かれました。

うーん、と考えて、話しているうちに、自分の口から出てきた言葉に内心驚いてしまいました。

開業している身なので、心理療法をきちんと勉強することは当たり前。

そう思っているからでしょうか。種類は何でも良いので心理療法をちゃんと学ぶのは大切ですね、と話をしているうちに、「お薬や休養で治すことは大切です。でも、こころの問題なのだから、臨床心理士が治していくんだという、そういう気持ちや専門性が大事です」みたいな、ちょっと熱い言葉が出てしまいました。

ひえ、言ってもうた・・。

別に間違っているわけではないですが、正論を振りかぶって投げてみたら、そこに自分の思いが予想以上に乗っかってました(赤面です・・)。

良い心理療法を学ぶのは、時間もお金もかかります。

何かの講座を受講したら、すぐ資格がもらえるようなものではなくて、学んだことを日々臨床で試行錯誤しながら成熟させていきます。

成熟したと思っても、必ずその次のステップがあって、学び続ける日々です。

開業している臨床心理士は静岡はまだまだ少ないですが、お昼のミーティングの時に開業志望の方々とお会いできました。

こころのケアを求めている方々に、適切な心理療法を提供できる場がもっともっと増えていくと嬉しいな、と思います。

多分、5年後くらいには状況は大分変っている・・・はず・・・。

““なおす”方法を磨きつづけること【2017/6/26投稿】” への2件の返信

  1. トモ (火曜日, 15 8月 2017 18:36)

    こんにちは。

    ブログ、拝読いたしました。

    信頼できる方だなと改めて思いましたし、心強いなとも感じました。

    今後も安心して、お世話になろうと思います。

  2. 心葉 (水曜日, 16 8月 2017 22:04)

    トモさん

    温かいコメントありがとうございます。

    今後もより一層信頼してもらえるよう、研鑽を積んでいきたいと思います!

    今後ともよろしくお願いいたします。

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