ここのところ、また新しいことを学んだり、深める機会が多くなり、少しずつ臨床のレベルが上がっている気がします。
先日、大阪で新しい心理療法のトレーニングに参加してきました。
ボディ・コネクト・セラピーと言って、東京未来大学の藤本昌樹先生が開発し、また現在も発展し続けている心理療法があります。
略して、BCTなので、CBT(認知行動療法)か?と思われる方もいるかもしれませんが、全くの別物です(笑)。
当オフィスでも実施しているEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)やBrainspotting(BSP)、Somatic Experiencing(SE)、TFT(思考場療法)といった心理療法から重要なエッセンスを抽出し、新しい知見を盛り込み、オリジナルに体系化されたものです。
詳しくは、また「心理療法の紹介」のページにBCTも掲載していきますので、そちらを参考にしていただければと思いますが、トレーニングを通して体験したのは、その安全性と変化のスピードの速さ。
もちろん大きなトラウマであれば、他のトラウマケア技法同様にゆっくりとトラウマを削っていくように時間をかけていく必要がありますが、心に刺さった棘が自然と抜けていく不思議さがあって、使い勝手もとても良いかなと感じました。
今後、臨床にも取り入れていきますので、興味のある方はおっしゃってくださいね。
適用があれば、どんどんトライしていきます!